「宮内庁への視聴者電話」の解説番組、大変好評でした。

篠原常一郎

インテリジェンスウェポン

「宮内庁への視聴者電話」の解説番組、大変好評でした。

みなさん、こんにちは!

昨日YouTube配信の「宮内庁への視聴者電話」の解説番組、大変好評でした。本号では、視聴者の方と宮内庁職員との電話でのやりとりについて、正確な文字起こしのご提供をいただきましたので、少し解説を付してそのまま掲載させていただきます。

宮内庁側も可能な範囲で率直に答えていることが分かります。小室圭さんと眞子内親王の「結婚問題」を考えていく上で、手掛かりになる言葉も多くはなくとも得られていると思いますね。

もし、みなさんが宮内庁などに意見を伝えたり、質問をしたりする場合の参考にもなると思いますので、吟味してみて下さい。なお、「インテリジェンス・ウエポン」有料会員向けコンテンツに、この電話でのやりとりの音声データも提供していただけました。協力していただいた視聴者(本サロン有料会員でもいらっしゃいます)から、「限定公開ならお使い下さい」とお許しをいただきましたので、こちらも併せてお聴きいただくとよいと思います(アップは明日以降になります)。

(参考映像)「#2021/05/12 オレの話し。KK問題。結婚について971庁に電話してみた。」2021/5/12 古是三春_篠原常一郎チャンネル
https://youtu.be/pzmIBS0DHXU

【「小室圭ー眞子内親王の結婚問題について」 視聴者と宮内庁側のやりとり】

<宮内庁へ電話について>

・HPで公開されている宮内庁代表電話(03-3213-1111)へ2021年5月12日の午前中に掛けました。
・こちら側の名前など個人情報は聞かれない代わりに、宮内庁担当者も名乗りませんでした。
・「小室さんと眞子さまの件で」、と伝えるとすぐに代表番号交換から保留になり、担当部署のような場所へ回されて応対されました。

<通話文字起こし>

宮内庁「お電話かわりました」
視聴者「一部報道で年内結婚という情報を見かけましたが、そのような予定はありますか?」
宮内庁「現段階で何も決まっていない状態です。そういった予定は立っていないです」

※解説=基本的に公務員、役所は「ウソをつけない」(責任を問われると外部からだけでなく内部でも大問題になる)ので、「現段階で何も決まっていない」は重い言葉です。年内に急速に進むことは、かなり困難との認識でしょう。

視聴者「報道を見ているとセンシティブな内容が報道されている。そういったものは眞子さまご本人であったり、秋篠宮家の方々は知ってらっしゃるんですか?」
宮内庁「色々・・・調べていらっしゃったりするんじゃないでしょうか。正確なところはわからないですけれども」

視聴者「(小室)母親が日本人ではないというのも見かけたんですが、これは事実なんですか?」
宮内庁「こちらはそこまで把握していないので・・・」
視聴者「母親が反社会団体と付き合いがあるとかそういうのも把握されてない?」
宮内庁「んー・・・まぁ上の方でもしかしたら調べているかもしれないですが・・・。私どものような一般職員は知らないです」

※解説=「小室佳代さん、在日出身説」とか「反社とのつながり」をストレートに尋ねたものですが、「そこまで把握していない」としつつ否定しないのがポイントです。調査中(あるいは調査済み)で「結論を保留している」というのがこれらの回答の含意とみてよいです。

視聴者「私以外も抗議のような形で電話をしてる人もいると思いますが、そういう声はどこかにあげてるんですか?」
宮内庁「長官まで報告しております」
視聴者「(電話は)結構多いですよね?」
宮内庁「お電話・・・ご意見ということですか?」
視聴者「はい。反対なのか賛成なのかどちらかわからないですが」
宮内庁「そうですね。たくさん頂いております」
視聴者「こういった意見は調査の対象になるんですか?」
宮内庁「えっと・・・ご意見があったから調査する、ということですか?」
視聴者「はい」
宮内庁「長官が考えたりすると思います」
視聴者「長官というのは西村長官?」
宮内庁「はい。西村です」

※解説=寄せられた意見などが「長官にまで上がる」「長官が考える」ということが確認されたことは重要です。当たり前と言えば当たり前ですが、組織的に概要メモを作って毎日報告されていると見て間違いなく、こうした電話などを通じた声で国民世論動向を判断するひとつの材料にしているということです。

視聴者「国民の声に対して、(宮内庁として)意見を発表する予定はないですか?」
宮内庁「そうですね・・・。私どもは聞いておりません」
視聴者「一般の職員の方々ではそういうレベルのことはわからないということですよね?」
宮内庁「そうですね。はい」
視聴者「私たち国民がそういった権限(決定権)がある方々に意見をぶつける場というのはありますか?」
宮内庁「こちら(宮内庁)からお伝えするというのは出来るんですが、直接というのは難しいですね。申し訳ないです」

※解説=この下り、質問が巧みですね。「そういった権限(決定権)がある方々に意見をぶつける場というのはありますか?」と尋ねて、「こちらからお伝えするというのはできるんですが、直接というのは難しい」と答えさせることで、小室さんー眞子様婚姻問題での決定権がある人は、皇族の方々(なかんずく秋篠宮皇嗣殿下)や天皇陛下)であることを言外に認めさせています。私たちの声を皇族の方々は耳にされているのでしょうね。

視聴者「一番の国民の関心ごとは『反社』団体であるとか、当事者が日本人ではないのではないかというところ。『反社』団体については(元構成員である方が)週刊誌に出てらっしゃるじゃないですか。そういうのは長官自体はご存知ですか?」
宮内庁「そうですね。知ってると思います」
視聴者「現時点では確定してないから『違う』という認識をしていらっしゃるんですか?」
宮内庁「あー・・・ちょっと長官の正確な認識まではわからないんですが・・・まだ確定はしていないという形ですかね」
視聴者「宮内庁としての認識はいかがですか?今のところそういった人(反社会団体)たちとのつながりはない、という認識ですか?」
宮内庁「一個人のことですので、小室さんのお母様のことですよね?まぁ・・・・こういった見解を述べるというのはなかなかし難いですよね。省庁、公的機関としてはですね・・・」
視聴者「万が一そういう繋がり(『反社』団体との関係)が確定した場合でもご結婚というのはあり得る話ですか?」
宮内庁「もちろん犯罪に問われて、逮捕だなんだという話になれば無くなるだろうとは思いますけど、流石にですね・・・」
視聴者「付き合いがあるというレベルではご破談にはならないということですか?」
宮内庁「そうですね、こちらで決定を下すわけでもないので、ご結婚に関しまして」
視聴者「下すのは西村長官ですか?」
宮内庁「いや・・・宮内庁としてはご結婚についてお手伝いをする形ですので、何か決めるという形ではないんですよ。ご結婚を決められて儀式のお手伝いをするとかそういったことはしますけれども」
視聴者「宮内庁自体にそういった決定権があるわけではない?」
宮内庁「はい、そうなんです」
視聴者「調べるのも宮内庁がやるわけじゃないんですね」
宮内庁「そうですね。はい」
視聴者「調べてるのは政府になるんですか?」
宮内庁「ちょっとどこかはわからないですが、上の方が調べてるのかもしれないですが・・・」
視聴者「そういう情報も職員の方には降りてきてないんですか?」
宮内庁「そうですね。はい」

※解説=このあたりのやりとりは核心に触れています。報道された事実などについて、西村宮内庁長官は知っているということ、しかし、これらについて調べるのは宮内庁ではないということ、更にさすがに「犯罪に問われて、逮捕だなんだという話になれば無くなるだろうとは思います」としていることは重要です。いま取り沙汰されている「連続自殺」「『元反社』などとのつながり」「遺族年金詐取疑惑」のいずれもが、「犯罪性」の疑念が持たれる問題であり、解明がますます待たれていることを宮内庁側の言葉で裏付けたものと言えます。

視聴者「毎日電話で聞かれたりして大変じゃないですか」
宮内庁「そうですね、はい(苦笑い)」
視聴者「情報がないと電話に応えられないみたいな、職員の方々で抗議の声をあげるとかもないんですか?」
宮内庁「そうですね・・・はい」
視聴者「色々ありがとうございました。一国民の声として、不透明な方々が親族にいるようなお相手は皇族の方と結婚相手として相応しいか、という声があったというのはお伝えいただければと思います」
宮内庁「はい、承知いたしました。然りと申し伝えておきます」

※解説=最後に我々国民の思いを代行して、皇室のお世話にあたる宮内庁職員の労をねぎらい、共感の思いを示されているのは日本人としての礼と心を込めた素晴らしい対応だと思います。こうしてこそ、わずかでも「何とかしなくては」という思いを宮内庁の中でも呼び起こし、まじめに職務に取り組まれている職員の方々の背中を押すことになると思います

この度、かかる丁寧な電話を宮内庁にされ、その成果を提供していただいたIW会員の方に心から感謝したいと思います。

(了)

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