バイデン政権については「アメリカ政治史上最大の災害だ!

トランプ前大統領が退任後初めて公の席に現れた「保守政治行動会議(CPAC)」での演説は大変愛国的な内容で、数千人の参加者を総立ちにして熱狂させるものとなった。これは単にトランプ氏が大統領退任後も人気があるというだけにとどまらず、共和党内で非常に大きな力を持ち続けていることを示している。同氏は2024年の大統領選への出馬については明言しなかったが、もし来年の中間選挙で勝利すれば、澎湃として「トランプ待望論」が起きることは間違いないだろう。同氏に批判的なメディアは共和党が親トランプと反トランプで分裂しているなどという記事を書いているが、これは完全なフェイクと言っていい。共和党はもはや「トランプ党」と言っていい。

トランプ氏はまず噂された新党立ち上げについて「それはフェイクニュースだ」と完全に否定した。「われわれには共和党があるではないか。我々(共和党)を分断することはできない。われわれは団結し、社会主義、共産主義、キャンセルカルチャーによる極端な政策と戦っていく」と強調。

その上に自身の24年大統領選への出馬について「私は今回の選挙でホワイトハウスを去ることになったが、私が3回目(2016年、20年、24年)となる彼ら(民主党)を打ち倒す決断をするかも知れない。(中間選挙で)我々は下院を奪還する、上院で勝つ、そして共和党の大統領がホワイトハウスを取り返す。一体誰がそれを成し遂げるのだろうか?」

バイデン政権については「アメリカ政治史上最大の災害だ。アメリカ・ファーストからアメリカ・ラストに政策を転換し、ありとあらゆる人々、産業を壊している」

コロナ・ワクチン問題についてじは「就任時にワクチンがなかったって?ああそう。いや悪気がなかったかも知れない。彼はなにをやってんんだかよく分かってないだろうからね。(自分で)ワクチン接種したことも忘れたんだろう。しかし忘れさせないよ。我々が出来ないと言われたことを成し遂げた成果だからだ」

 「不法移民がどんどん入って来ている。しかも凶悪犯罪者も紛れ込んでいる」

「ろくな交渉もなく(負担軽減のこと)WHO 、パリ協定復帰は間違い。エネルギー政策が酷過ぎる。(大統領就任)初日に数万人の仕事を吹き飛ばし、燃料価格は跳ね上がった。グリーンディール(笑)」。

 「女性のスポーツを守らないといけない」。
 「黒人、ラテン、アジア系(マイノリティ)の失業率を歴史的な低水準にすることができた」。

 「民主党はコロナを言い訳にして選挙ルールをねじ曲げた。州議会を蔑ろにした」。
 「最高裁は何もしなかった。訴える立場ではないなど。私は候補者だ。選挙の清廉性を取り戻さなければならない」。

 「(弾劾裁判で)賛成に回った一部の下院議員、上院議員は許さない」。(了)

バイデン政権については「アメリカ政治史上最大の災害だ!”へ2件のコメント

  1. Teawhoney より:

    加藤先生、トランプさんのCPAC演説の解説、ありがとうございました!
    雰囲気に流されて見ているだけなので、どこに注目して聞くべきなのかを教えていただけて、とても勉強になります。
    今からもう一度、演説をおさらいしてきます。
    これからも、先生がどんな出来事に注目されるのか、楽しみに拝読いたします。

  2. Cemile より:

    加藤先生のコーナーが始まって嬉しいです☺️
    今後も楽しみにしております。

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