【第23回 僕の中の戦士の話 Part2】

式町水晶のWhat a Wonderful 鑑定 World

脳性まひのポップヴァイオリニスト。2020東京パラリンピックの閉会式でピアニスト西川悟平とともに名曲「What a Wonderful World 」を演奏。

【第23回 僕の中の戦士の話 Part2】

  こんにちは、式町水晶です。格闘技にまつわる僕の話の続きです。

 ドクターストップで、ボクシングのプロテストを受けられなかった僕。もちろん僕にはバイオリンがあります。バイオリンに全身全霊を注ぐと決めました。

 こうと決めたら突き進む性格です。応援してくださる皆さんの声にも救われ、バイオリニストとして育てていただきました。それでも心のどこかに「この身体じゃなければプロボクサーになるというもう一つ夢も叶えられた」という想いがずっとあることに、僕自身も気づいていたんです。

 そんな僕に去年の秋、ある鑑定士の方がかけてくれた言葉がありました。

「あなたの魂の過去世は戦士だった」

 この言葉が、僕にとっての格闘技を、そして自分の障害への見方を、大きく変えることになったのです。(つづく)

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