【バイデンと対面会談出来ない岸田首相】
加藤清隆の『俺に喋らせろ!』
【バイデンと対面会談出来ない岸田首相】
昨夜、岸田首相とバイデン大統領との初の日米首脳会談がテレビ会談方式で行われた。双方の経済閣僚による2プラス2の創設など、一定の成果があったことは間違いない。
しかし問題はなぜ直接会っての会談ではないのか?昨年11月、英国でのCOP26で首相から大統領に直接、訪米しての会談を申し入れたにも関わらずだ。
通常、首相が交代すると、2ヵ月以内にホワイトハウスで首脳会談が行われる。菅前首相もバイデン大統領が初めて対面で行う首脳として会談が行われた。
外務省はオミクロン株の感染拡大を挙げるが、それなら菅氏の時も事情は同じ。違うのは米側の岸田首相を見る目。端的に言って、米側は首相を信用していないのだ。
その最大の原因が林外相にあるというのは、同盟国同士として非常に深刻な状況にあると言ってよい。
外相就任直前まで日中友好議員連盟会長を務めていた林氏に対し、米側は中国に完全に取り込まれていると見ている。林の父親も長年同ポストにあったことも、この見方に拍車をかけている。
そして林氏を外相に任命した岸田首相にも疑いがかけられているのだ。
安倍・菅政権時代、日米両国は同盟国としての絆を深めたが、岸田政権になり、真逆の状況に陥っていると言っても過言ではない。加藤
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