【物足りない岸田組閣人事】

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

【物足りない岸田組閣人事】

岸田政権の人事を見て、やはり物足りないという印象が強い。
まず第1に高市氏を官房長官や外相で使わなかったのは明らかに間違い。政調会長はあらゆる政策に関わる重要ポストだが、言って見れば裏方。
直近に衆院選を控えていることを考えれば、高市氏を前面に出して戦う必要があった。同氏が目立ち過ぎることを嫌ったという見方もある。
結局、外相は茂木氏の再任となったが、これは明らかに竹下派が岸田支持を打ち出した論功行賞。茂木氏に外相としての功績はない。本来なら、高市氏か岸防衛相を起用すべきだった。これも岸氏が余り活躍するのを牽制したとも言われる。
一方でわずか当選3回の福田氏を党3役の一角、総務会長に抜擢。若手を起用するなら、軽量の閣僚にするのが常道。ベテラン議員の中で全会一致を目指し、最後の一声が仕事の総務会長が若手議員に務まるとは思えない。加藤

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です