河野太郎氏の総裁選出馬会見を皆さんはどう聞いただろうか？私は冒頭の「温もりのある社会」とか「寄り添う」など、いきなりリベラル派の常套句の連発でいきなりがっかりしてしまった。
案の定、その後の内容も抽象的で具体性を欠いた。そもそも前防衛相なのに、安全保障問題が出て来ないとは一体どういうことか。
経済もしどろもどろで要領を得ず、具体的経済政策が語られないなんて、そんな出馬会見があるのか？
持論の「反原発」は「当面は再稼働が必要」と一見軌道修正したように見えるが、これはその場しのぎの典型。
「女系天皇容認」も「政府の有識者会議を尊重する」と述べたに過ぎない。
総じて薄っぺらな内容のオンパレードで、高市氏のそれとは迫力の点でも比較にならなかった。
普段は付けたこともないブルーリボンバッヂをつけたのもわざとらしく,逆効果。拉致問題には関心がないことが浮き彫りになった。
こうなったら、高市氏との直接対決を早く見たい。悪いが、岸田氏はどうでもいい。加藤