【第24回 僕の中の戦士の話 Part3】
式町水晶のWhat a Wonderful 鑑定 World
脳性まひのポップヴァイオリニスト。2020東京パラリンピックの閉会式でピアニスト西川悟平とともに名曲「What a Wonderful World 」を演奏。
【第24回 僕の中の戦士の話 Part3】
「あなたの魂の過去世は
戦士だった」
ある方にかけられたこの言葉は僕にとって衝撃でもあり、同時にストンと胸に落ちるものでもありました。
「戦士とは仲間を守るために戦うもの。仲間のためとはいえ、たくさんの人を傷つけることになる。戦士でいる限り、人も自分も傷つけてしまう。体の障害は、もう誰も傷つけなくていいようにと与えられたものだ。」
人を傷つける? 僕はそんなふうに格闘技をやっていない! 最初はそう思いました。でも… 心が葛藤する中で、思い浮かんだ光景があります。
それはパラリンピック閉会式での選手たちの心の底から満ち足りた笑顔でした。(つづく)
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