OKINAWA バスケW杯 #4 日本戦!

文化スポーツライターキリンコ

OKINAWA バスケW杯 #4 日本戦!

残念ながら「沖縄の奇跡」は起こらなかった。渡邊雄太選手のブロック、馬場選手のBABA BOOM(ドライブからのダンク)、距離をつめきったディフェンス。見せ場はあったし、なすすべ無く終わった前回大会よりははるかに戦えた。それでも、日本の武器である富永選手の3ポイントを完全に封じられ、他の選手の3ポイントも封じられては得点の積み上げようがなかった。

 

この大会のパワーランキング2位のドイツを相手に妥当な結果だけれど、それでもどうしても納得いかなかったことが二つある。

 

一つはフリースロー。成功率は64%、前半はなんと50%だった。半分しか入らないフリースローなんて、小学生のミニバス以来見たことがない。会場で一瞬も途切れることのなかった応援コール。自国開催の圧倒的ホーム感が重圧になってしまったとしたら、残念過ぎる。

 

もう一つは観客数。場内で6427人と発表されたが、沖縄アリーナの収容人数は1万だったはずだ。第一試合のフィンランド、オーストラリア戦と比べても1000人程度しか増えず、特に正面ブロックはほぼ無人だった。

 

断っておくが、日本戦のチケットは常に完売だった。購入画面にたどり着くにも数時間かかり、それでも結局買えなかったという声もSNSには多く見られた。それが蓋を開ければこの様だ。

 

いやな予感はあった。チケット購入サイトのシステムがとにかく酷く、システムエラーで発売日は何度となく延期になった。それも発売開始から何時間もたってからのアナウンスで、ファンはその度にパソコンの前での数時間を無駄にすることになった。

 

購入確認メールに買ってもいない試合のチケットが届いたり、ダウンロードも済ませたチケットが突然消えたり。FIBAの失態は明らかだ。

 

ベンチ正面のシートがほぼ無人だったことについて、トム・ホーバス監督も不満をあらわにしたという。1万人のうちの6400人。64%。これはまさかの、日本のフリースローと同じ数字ではないか。それならフリースローの失敗は重圧のせいではなく、空席のせいだったとしたら。

 

FIBAと、問い合わせメールをいくら送っても「チケット販売には関与していない」の一点張りで、確認を怠ってきた日本バスケットボール協会の責任は重い。