29日投開票の自民党総裁選はいよいよ大詰めを迎えた。今のところ、1回目投票で過半数を制する者はおらず、決選投票に持ち込まれる結果、河野対岸田で岸田が2、3位連合で最終的に勝利と見られている。
ところが、このところ異変が続出し、高市が勝つとの見方も出始めたのだ。
これまでの見方は、岸田と高市で2、3位連合が成立しても、高市が2位の場合、岸田の票が河野に流れ、河野の勝利との見方が有力だった。
ところが、河野の発言が相次いで批判されている上、中国にあるファミリー企業の存在が大きな批判の対象となり、このところ票を減らしているのだ。
これに対し高市は発言のブレなさぶりが高く評価され、支持が急拡大している。2位でも3位を大きく引き離す可能性がある。
その上、二階派が岸田総理を阻止するため、47票丸ごと高市に入れるのではないか、との噂が流れているのだ。
もしそれで高市総理が誕生した場合、同派が政権のキャスティングボートを握ることになる。加藤