内閣支持率が下がり続け、一部の調査では30%を切ったところも。昔から政治部記者の間では30%を切れば、その政権は「危険水域」に入ったと称される。
ある専門家の独自調査では、次期衆院選で自民党は57議席減らし、単独過半数を割り込むとの予想が出た。
自民党内では既に「菅首相では戦えない」とする声が半ば公然と上がり始めている。
最も早いタイミングなら、東京五輪パラが終わって辞職。新たな自民党総裁が選ばれ、新総裁(首相)の下で総選挙の可能性がある。
その時小池氏はどう動くのか？自民党公認候補として衆院選を戦い、選挙後は二階派に所属するとの見方もある。
私はそれよりも、小池氏が新党を立ち上げ、選挙後に自民党と連立政権を作るのではないか、と見ている。
小池新党には菅首相に見切りをつけた自民党議員が雪崩れ込む可能性もある。もし新党が第１党になれば、小池氏は日本初の女性宰相となる。
何事も自分が目立つパフォーマンスを好む小池氏なら、十分あり得るのではないか。加藤