核実験に全く触れず、一方的にシルクロードの歴史ロマン番組紹介繰り返し放送したNHKの責任は重い。

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

高田純氏の「脱原発は中共の罠」という本を読んで知ったのだが、NHKの「シルクロードの旅」という高名な番組は、実は「核実験場巡り」ということらしい。合計80万人以上の日本人が同地を観光に訪れているが、健康被害がなかったのか気にかかる。
中国は東京五輪開催中の1964年10月に最初の核実験をやって以来、46回もの核実験を繰り返し、総計22メガトンは広島原爆の何と1375倍にも達する。
放射線で急性死亡が19万人以上いるが、実体はよく分かっていない。中国政府が情報を秘匿しているためだ。
この核実験期間中に実験場となった楼蘭遺跡周辺に日本人観光客が27万人も訪れていた。1997年の核実験終了後も含めると、同地を訪れた日本人観光客は84万人にも及ぶ。
健康被害の統計はないが、核実験に全く触れず、一方的にシルクロードの歴史ロマン番組紹介繰り返し放送したNHKの責任は重い。

核実験に全く触れず、一方的にシルクロードの歴史ロマン番組紹介繰り返し放送したNHKの責任は重い。”へ3件のコメント

  1. HD.NORIYAMA より:

    過去の話ではなく、現在も時々BSで再放送されています。ジェノサイドがいわれているのに、昔のウイグルの人々の楽しそうな映像を平然と流すNHKの無責任さと中国忖度は絶対に許せません。

  2. こまった より:

    占領地での地上核実験の件を書いたら消されました。

  3. Teawhoney より:

    被害者は夏目雅子さんだけではないでしょうね。
    昔の少女漫画家さんたちが旅行に行って楽しい異文化体験された話を読んだ記憶があります。
    その人たちは、ガンになったりされていないのでしょうか。
    NHKも、旅行を奨励したであろう日本政府も、もし仮に知らずに奨励したとしても、日本人に対して責任があることは間違いないと思います。
    敦煌や楼蘭の遺跡も、トルファン、ウルムチからカシュガルまでの回教文化も、いつかは行って自分の目で見て現地の人たちと話してみたいと思っていましたが、夢が実現していたら恐ろしいことが起きていたかもしれませんね。

    高田純さんの「脱原発は中共の罠」、読んでみようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です