菅、自分がやったことに自信があるなら、なぜ福島に行かないのか?

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

高田純氏の本から引用する。
福島第1原発の水素爆発は防げたというのが、高田氏の結論だ。
菅直人総理が原子力緊急事態宣言を発令し、原子力災害対策本部を設置したのは原発事故が正式に報告されてから、3時間21分遅れての3月11日19時3分。その時点で8時間後には炉心溶融が始まることを把握していた。政府の総力を結集させれば、原子炉の冷却機能は復旧できたはずという。
あの時北沢俊美防衛相に非常用電源と非常用ポンプを現場に空輸すべきだった、と高田氏は指摘する。しかし菅総理はわあわあ喚くだけで、各大臣に仕事させなかった。
それだけでなく菅は政治暴走し、12日7時に現場に乗り込み、スタンドプレーで1時間余り現場の作業を妨害した。
菅のせいで原子炉建屋が水素爆発したとの表現は各種報告書にはない。しかし1分1秒を争う緊急事態下の作業を邪魔したことは間違いない。
そんな人間がテレビに出て来て、「危機管理とは」などと嘯いているのを聞くと反吐が出る。菅、自分がやったことに自信があるなら、なぜ福島に行かないのか?お前が、やったことは万死に値する。加藤

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