【菅総理、ますますピンチ】
加藤清隆の『俺に喋らせろ!』
【菅総理、ますますピンチ】
現状では、安倍前首相や麻生副総理、それに二階幹事長まで菅首相支持を打ち出しているのですから、普通に考えれば菅氏の再選は動きません。
しかし東京五輪の成功は内閣支持率アップにつながらず、逆にコロナ感染拡大が足を引っ張り、本日発表された朝日の世論調査では、“危険水域”とされる30%を初めて割り込みました。
また週刊文春最新号の衆院選予測では、自民党が単独過半数(233)を割り、230の予測。暫く前の夕刊フジでも同様の数字でした。
こうした動きを受け、自民党内では「菅首相では戦えない」という声が急速に盛り上がっています。
そんな状況を読んだものなのかどうか、高市早苗前総務相が文藝春秋9月号に総裁選出馬を表明し、大きな波紋を呼んでいます。
女性というのもプラスだし、バックアップに安倍氏がついているとの見方も安定感を与えています。選挙に弱い若手が彼女を担ぎ上げれば、一気に菅氏の有力対抗馬になり得ます。
前回総裁選に出馬した岸田、石破両氏では党内の支持は得られないでしょうし、河野太郎氏ら現職閣僚でも大きな支持は望めません。
今月22日投開票の横浜市長選の勝敗も菅氏再選の重要な要素になるでしょう。加藤
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