2024年8月5日 / 最終更新日 : 2024年8月5日 三枝玄太郎 無料 多様性、SDGsよりも公正な五輪をフランスに求めたい 日本が柔道混合団体決勝で、開催国フランスに敗れ、2大会連続銀メダルとなった。異なる体重区分の男女6人が1チームになって対戦する。日本対フランスの決勝は、コンピューター抽選の結果、会場の大型スクリーンに「+90」と表示され、90キロ以上の選手同士で決着をつける結果となった。 ところが、フランスの90キロ以上の選手といえば、聖火ランナーでも最終走者を務めたフランスの英雄で、パリ五輪でも100キロ超級で金メダルを取っているテディ・リネール選手。日本は100キロ超級の斉藤立選手が出場したが、一本負けで終わったのは、既報の通りだ。 だが、X(旧ツイッター)では「出来レース」「フランス」などの関連ワードがトレンド入りし、「リネール―レット」「ズルーレット」だとか「絶対にフランスが勝てるように操作している」などと批判の投稿が殺到した。 代表戦の対戦階級は、ルーレットによる無作為抽出なのだそうだが、高藤直寿選手が「不正はない」とテレビ番組で言っていたとしても、あんなにゆっくりクルクル回って、リネール選手が再出場するように仕向け?られたら、「フランス人の、フランス人による、フランス人のための大会」と言われても仕方がないのではないか。 両チームでじゃんけんをして、勝った方が自由に決める、とか、順位が上の国が決められる…等々、アナログで、不正が入る余地がない方法のほうがあとくされがなくて良いのではないか。 パリ五輪は、開会式で「最後の晩餐」をパロディー化して、LGBTQをごり押ししてきたり、マリーアントワネットの刎ねられた首に歌わせたりとフランスの国是「自由 平等 博愛」をこれでもか、と強調した押しつけがましい左翼的な五輪となったが、そんなことよりも「公正」を旨としてほしかった。いい加減なジャッジが多すぎる。五輪競技に必要なのは、思想信条よりも競技の公正、平等だ。投稿種別:無料可 返信をキャンセルする。コメントを残すにはログインしてください。