都議補選、予想を上回る惨敗に自民党大混乱

東京都議補選で自民党が予想より遥かに酷い惨敗に揺れている。事前の自民党の情勢調査を見せてもらったが、今回の9選挙区のうち、5選挙区は立憲民主党と共産党が議席を取るが、自民党は江東区、品川区、北区、府中市は当選できる、と踏んでいた。だが、ふたを開けてみれば、府中市と板橋区こそ自民党候補が当選したものの、事前の予想を大きく下回る結果に終わった。
 それは立憲民主党や共産党も同じで、今回の都議補選で共産党の獲得議席はゼロ、立憲民主党も足立区の銀川裕依子氏1人だけしか当選しなかった。
 自民党の惨敗を希望的観測?から予想していた日刊ゲンダイも立憲共産党が大勝することを予測していたので、どちらも痛み分けだ。
 自民党は都民ファースト系候補の躍進を予想できていなかった。既成政党に有権者がどれだけ辟易しているかの証左でもある。総裁選はありきたりの人物が選出されるようでは、自民党は奈落の底だ。

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