【無料】差別・ヘイトはどっちだ?
2024年3月10日、札幌のカデル2・7という北海道立施設で「改めて問う。アイヌは何故先住民族にこだわるのか?」というシンポジウムを行なった(画像1)。このシンポジウムは来場頂いた全員が「ヘイトや差別は一切なく、医学的、歴史的、政治的等の見地からアイヌは先住民族なのかを真面目に考察をした内容だった」と思える内容であったと自負している。しかしその様な内容であるにも拘らず、会場の外では「アイヌ差別の小野寺帰れ」等のプラカードを持ったC.R.A.C.(前身はしばき隊)という反日左翼集団が建物の入り口前に並び、その仲間である地元テレビ局(HBC)と新聞社(朝日と北海道)がこれを煽ると言う構図の騒ぎが起きていた。(画像2.3)
実は私は2019年の5月と9月の2回、同じ様な妨害活動をC.R.A.C.と共産党、北海道新聞とHBCにされていたが(画像4.5.6.7)この際も講演会ではヘイトも差別も一切無かったのに新聞で大騒ぎをされ、最後には全国ニュースにも報道されたのだ。その報道のやり方は、講演会での内容を批判せず(繰り返すがヘイトや差別だと批判される様な内容では無かった為)、「アイヌが嫌悪感を持つイベントを強引に開催したのはけしからん」と言う余りにも不条理なものだった。講演会でアイヌは全く差別をされていないのに、何故「差別をされた」と騒いでいる方々だけの主張だけを一方的に取り上げ、騒いでいる側が正義で我々が悪であるかの様な報道をされなければならないのか…との強い憤りを覚え、同時に極左集団の妨害活動とそれを応援する報道の在り方に強い不信感を覚えた。これこそがマスコミが最もやってはならない「言論弾圧」ではないか。
悲しいかな、北海道選出の保守系の国会議員も地方議会議もほぼ全員が「触らぬアイヌに祟り無し」と考え、アイヌ事業に問題があろうが北海道の歴史をねつ造されようが知らないふりをし、「アイヌ関連の莫大な予算が来るから文句は言わない」というスタンスを取り続けている。情けない限りだが、この問題を放置すれば日本の根幹を揺るがす事態…即ち日本の分断という大問題に発展するのは間違いない。
3月10日の本フォーラム自体は今までで最高の160人以上の方々に来て頂き大成功だったと言える。今後もこのアイヌ問題に関して声を上げ続けなければ…と再認識した1日だった。
最後に本フォーラムに関し我々に一切取材もせずフォーラムすら聞いてもいない朝日新聞の記者が、この様な呆れた記事を書いていたので是非読んで頂きたい。
「ヘイトスピーチ」に市民団体抗議、アイヌ民族テーマのシンポめぐり 朝日新聞 上保晃平 2024/3/10 17:30】