安倍総理へのヤジはセーフでつばさの党のヤジはアウト?

2024年5月16日、ようやく北海道新聞は「つばさの党による選挙妨害」に対する社説を出した。
そのタイトルは「選挙の演説妨害 有権者の聞く権利守れ」であり、その中に「選挙は主権者たる国民が政治に参加する最も重要な機会だ。中でも街頭演説は候補者とじかに接し人物を見定めることができる民主主義の貴重な実践の場である。自由で公正な選挙を妨げる行為は許されない。憲法は国民の知る権利を保障している。」と書かれてあった。

札幌で安倍総理の街頭演説をヤジで妨害した者を正義だとし、安倍総理表現自由や観衆の聞く権利を無視し続けてきた北海道新聞が良くこの主張が出来るものだと呆れ果てる。やはりこの社説にも北海道新聞は自社を少しでも正当化しようと「ただ、安易な規制の強化は言論の抑制や、権力による恣意(しい)的な法運用につながりかねない。」とも主張しているが、それで「安倍総理に対する選挙妨害は全く問題無いが、つばさの党の選挙妨害には問題がある」との支離滅裂な主張が通る筈もなく、この社説は自分達が自己矛盾に陥っていることを痛感した上での断末魔の叫びにも聞こえる。

これは北海道新聞のみならず「安倍晋三総理の演説を妨害する輩を賛美し続けた日本の多くのマスコミ」に言えることだが、日本の極左マスメディアはつばさの党の事件が立件され裁判になる過程でどう対応していくのか…われわるにとって目が離せない展開になっている。