【産経抄も泣いたヤクルト日本一】

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

【産経抄も泣いたヤクルト日本一】

日本シリーズが終わったのにしつこい、と言われそうだがお許し下さい。本日付産経1面の名物コラム「産経抄」に取り上げられていたのだ。

    その書き出しはこうだ。「年齢を重ねるごとに涙腺が緩くなっているのを自覚してはいたが、プロ野球の日本シリーズをハンカチ片手に見ようとは思ってもみなかった」

     「ヤクルトが5時間に及ぶ熱戦を制した瞬間、主力の山田や村上、ベテランの青木までが男泣きしているではないか」。

    「連日、日本シリーズ史上でもまれな熱戦を演じたヤクルトもオリックスも昨季最下位だったのが、ウソのような輝きぶりだった」。ことにヤクルトはわずか2年前、16連敗という屈辱を味わったばかり。

      本当に弱かったヤクルト(昔は国鉄)を球団創設28年目に日本一に導いたのは、知将・広岡達朗監督。実は私がヤクルトファンになったのはこの時。なぜか祝賀会に連れて行かれ、人懐こいチームのメンバーが大好きになった。

     こういうチームのファンでいられるのは、本当に幸せなことだ。加藤

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