【安倍元総理は、3度目の登板する気だった】

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

【安倍元総理は、3度目の登板する気だった】

40数年も政治記者をやっていると、必然的に多くの政治家を見送ることになります。その中でも特に印象深いのは、大平正芳総理、伊東正義官房長官、橋本龍太郎総理、後藤田正晴官房長官、中川昭一大臣。
いずれも大変可愛がって頂きました。エピソードは色々ありますが、いずれも病死です。
その点、今回、安倍晋三総理が選挙遊説中に凶弾で亡くなるという、考えもしなかった理由で亡くなったことは私にとっても非常なショックでした。まだ心の整理がついておりません。
実は亡くなる1ヵ月ほど前、文化人放送局で安倍さんにインタビューしました。添付した写真はその時に撮った記念写真です。
私はインタビューの最後に敢えて「3度目の登板を期待する声があるが」と聞きました。答えは分かっていましたので、私はひたすら安倍さんの目を見ておりました。
私の判断は「3度目登板の可能性あり」でした。これは亡くなったから言っているのではなく、インタビュー直後の番組でもその事に言及しております。
取材してみると、ご本人もどうやらその気があったようです。そうしてみると、本当に惜しい方を失くしたという悔しい思いが、未だに消えておりません。加藤

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