【やはり日本独自の核戦力は必要】

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

【やはり日本独自の核戦力は必要】

安倍元総理の発言を受け、国会などでも取り上げられている「核共有」だが、専門家によると、米国が最終的な発射権を譲らず、共有国の核抑止力が増大する訳ではないという。
欧州でドイツ、イタリア、オランダなど5ヵ国で実施されている「核共有」だが、最も重要な核ミサイルの発射権限は米国大統領が独占的に所有しており、5ヵ国の核抑止力が増大している訳ではないという。
ドイツのアデナウナー首相が自国独自の核保有を要求したが、米国に拒否され、核弾頭を保管するための米弾薬管理部隊の平時からの自国内駐留にとどまっているという。
キッシンジャー氏は「ドイツ型核共有はシンボリックなもので、何の意味もない」と述べている。
このため日本で「核保有論」のきっかけとして「核共有」を議論するのはともかく、真に核抑止力を有するためには、やはり英国型の最小核戦略など日本が自前の核兵器を所有することが必要となる。加藤

【やはり日本独自の核戦力は必要】”へ1件のコメント

  1. こまった より:

    終戦8・15の記憶 玉音放送の全文<現代語訳>
    耐えがたきを耐え、忍び難きをしのび・・・と言うのしか、一般的には知られていません。何度も録音してその全てが保存されている、公文書館のサイトもあります。
    原爆はその後世界で落とされていません。天皇陛下と先方との約束で終戦としました。皇室図書館か公文書図書館にあります。下記の文はその一部です。

    【しかしながら、戦闘状態はすでに4年を経て、わが陸海将兵の勇敢な戦闘や、官僚・公務員たちの励精、一億民衆の奉公は、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転せず、世界の情勢もわれわれにとって不利に働いている。
     それだけでなく、敵は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使用して、罪のない人々を殺傷し、その被害ははかり知れない。それでもなお交戦を継続すれば、ついにわが民族の滅亡を招くだけでなく、それから引き続いて人類文明をも破壊することになってしまうだろう。】
    尚、大東亜戦争開戦目的が書かれている「帝国政府声明文」も、当時の朝日新聞に載っていて、公文書館に保存されています。

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