なぜか40年以上前のことなのに、よく覚えている話ってあるものです。これまた読売の記者が主人公です。

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

なぜか40年以上前のことなのに、よく覚えている話ってあるものです。これまた読売の記者が主人公です。

なぜか40年以上前のことなのに、よく覚えている話ってあるものです。これまた読売の記者が主人公です。
福田内閣の時です。読売のT記者が福田総理に「闇将軍にお会いになったそうですが?」と突然聞いたんです。それに対して総理は「あー」と生返事。それを聞いたT記者は階段を駆け下り、番小屋から何やらごそごそ報告している。
終わってから、何だったの?と聞いたら、「福田・田中極秘会談を認めたじゃないか?もう夕刊の1面トップに書いた」と言うので、こちらは腰を抜かさんばかりにビックリ。
どうも「闇将軍」というのが田中前首相のことだったようで、私は「少なくとも総理は生返事だったので、きちんと聞き直した方がいい」と助言しました。
1時間程して執務室から出て来た総理に改めて聞きました。「昨日、田中前首相とお会いになったのですか?」。そしたら、今度は福田総理が「何の話だ?」。その時、T記者の顔がみるみる青ざめたのをよく覚えています。
記事は夕刊初版だけで、最終版には載っていませんでした。ちなみにT記者も翌日から姿を見なくなり、行方不明になりました。加藤

なぜか40年以上前のことなのに、よく覚えている話ってあるものです。これまた読売の記者が主人公です。”へ1件のコメント

  1. こまった より:

    今回、原発事故の広東省かな、深センがあるところ。そこに福田と言う地名や通りが、どっさりあることに今日気がついた。

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