皇位継承順位1位の秋篠宮殿下の長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚について

加藤清隆の『俺に喋らせろ!』

皇位継承順位1位の秋篠宮殿下の長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚について

皇位継承順位1位の秋篠宮殿下の長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚については、何となく女性週刊誌が扱う問題のような気がして、これまで番組などでもほとんど取り上げて来なかった。しかし篠原常一郎氏と対談して、この問題が日本国の核である皇室の行方を左右する重大問題であることを再認識した。よって今後はこの問題について機会があれば積極的に発言していきたい。

 そもそもお二人の結婚はICU 大学の同級生だったということからスタートしており、その意味ではわれわれ一般国民の男女の出会いとそう変わらない。しかし眞子さまは次に天皇になられる方の長女であり、しかも近い将来、もし「女性天皇・女系天皇」が容認されたら、眞子さまも天皇になられる可能性があるほか、小室氏との間でお生まれになった子が天皇になるかも知れないとなると、無関心ではいられない。しかも小室氏のお子さんが万一天皇になれば、2600年以上続いてきた天皇家の歴史がそこで断絶することになり、日本国にとっては重大な事態が招来しかねない。

 そこまでいかなくても、眞子さまと小室氏の結婚が週刊誌で興味本位に報じられることにより、国民の秋篠宮(将来の天皇)に対する尊崇の念が薄らぐことは、国家の核としての皇室の存在が揺らぐことであり、それは日本国の将来に大変暗い影を投げ掛けることになる。

 前置きが長くなったが、結論を言えば、小室氏はこの問題から手を引くべきである。同氏の母親が元婚約者から400万円の“借金”をしたとのことだが、小室氏がいくら「もらった」と言い張ったところで、カネを出した側が「貸した」と言う以上、返すのが世間の常識だ。それを「もらった」などと主張するような者に内親王を妻に娶る資格などない。私が父親の立場でも、絶対にこのような男に自分の娘を嫁にやるようなことはしないだろう。

 要するに父親である秋篠宮が最初に断を下し、「このような男との結婚は認められない」と一喝すれば良かったのだ。それで眞子さまが反発し、小室氏と駆け落ちするようなら、それはそれでいい。要するに小室氏のようなカネに汚い人間を皇室の一員に入れることには国民の1人として断固反対する。

 作家の山本一力氏が「もう強制的に破談にする以外にない。他人様から金銭を受け取っておきながら、『あれはもらったもの』とぬけぬけと言う。小室という人は良識ある一般人とは、全く感覚が違う人間」と述べているが、私もこの考えに全面的に同意する。恐らく国民の多くが同様の考えではなかろうか。

 私は眞子さまが小室氏との愛を貫くため、自主的に皇室を離脱し、同氏の待つ米国に行き、一般人として静かな暮らしを送ることを夢見ているような気がする。それならば一応筋も通るし、小室氏も「皇室の寄生虫」などという厳しい批判に遭わずに済むかも知れない。

 私が何よりも恐れるのは、この問題がさらに大きくなった場合、皇室の大きなイメージダウンとなり、国民の「皇室離れ」を一気に加速させることにつながることだ。上皇后・美智子さまの心労は最早限界に達していると言われる。もし万一のことがあれば、秋篠宮家だけにとどまらず、皇室全体が厳しく批判される恐れがある。その場合、秋篠宮さまが天皇に即位される際に大きな障害ともなりかねない。

 時を同じくして政府では「皇位の安定的継承問題」に関する有識者会議が始まり、専門家からのヒアリングが続いている。かつて小泉内閣では「女性・女系天皇を容認する」報告書がまとまる寸前までいった。そのことは当時の小泉純一郎首相がその方針を容認していたことを意味する。幸い、悠仁親王がお生まれになり、その報告書は立ち消えになったが、いつまた復活しかねない。各種世論調査では「女性・女系天皇容認」が70%近くにも上っており、2600年余続いた「男系男子」による皇位継承は今や“風前の灯火”と言っても良い。

 勿論、もし女性・女系天皇が認められるようなことになったら、その時点で皇室の歴史は断絶することになり、日本国の核がなくなることを意味する。そういった事態となって一体誰が喜ぶのか?言うまでもなく、共産主義・全体主義の国であることは間違いない。核を失った日本はそうした国にあっという間に占領され、今起きているウイグルでのジェノサイドが日本でも起きるだろう。(加藤)

皇位継承順位1位の秋篠宮殿下の長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚について”へ1件のコメント

  1. こまった より:

    出逢いから、電車内で盗撮された写真や、その後まで仕組まれたもののような気がする。結婚は100%ない、と思います。

こまった へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です